ナイフ・フォークをフラットウェアと呼びます。
お皿を中心に、フォークが左側、ナイフやスプーン、その他は右側と決まっています。どんなにお料理の数が多くても、フォークは最高3本までしか置いてありません。
上には置かないのが公式の正しいマナーです。
フラットウェアがたくさん並ぶのは英国式です。 フラットウェアの柄の飾りが、表にあるのは英国式です。フランスでは、食事の前には伏せて置くため、柄び飾りも裏にあります。これはイギリスに対する反発です。
ナイフ・フォーク類は、テーブルの上にある好きなものを使ってかまいません。食器が足りなくなったら、ウェイターが補うのがつとめです。外側から使うのが基本ですが、形式にこだわる必要はありません。
お料理はフォークで押さえ、左側からナイフで一口大に切って食べます。切る場所は、フォークで刺した近くです。西洋のナイフは、押すと切れる形状になっていますので、押しながら切るようにします。(日本のナイフは引くと切れる形状になっています。)
食べ物は必ず一口大の大きさにしてから口元へ運びます。かじってお皿に戻すのは禁物です。肉類など、予め全部を一口大に切っておくのは良くないことです。お料理が冷めますし、肉汁などの旨みが流れ出てしまいます。
骨付きの肉(ラムチョップなど)は、骨を外してから一口大の大きさにして食べます。骨の近くにフォークを刺し、骨に沿ってナイフを入れて外します。
ナイフやフォークを上向きに持つのは良くありません。先はいつも下に向け、しゃべるときはお皿の上に置きましょう。
ナイフは刃物です。振り回す、舐めるは禁物です。
英国式マナーでは、フォークの背に料理をのせます。表に乗せてはいけません。また、フォークを右に持ち替えるのは、「ジグザグeating」と言って禁物です。
フランスでは、フォークの背に料理を乗せるのはハシタナイ事とされています。もともと、フォークですくうのが伝統的なフランスの食べ方でしたが、イギリスが、それを邪道としたのです。フランス式では、フォークを右に持ち替えて構いません。
アメリカでは、子供が扱いやすいように持ち替えてのが一般的です。
ライスが出てくるのは日本のみです。当初は英国式で、フォークの背に乗せて食べていましたが、不便なためにすたれてきました。
食べている途中で、ナイフやフォークを置くときは、お皿から柄が飛び出さないように、お皿の中に、ナイフの上にフォークを伏せて置きます。伏せたフォークの山状の下にナイフが入いる形になります。
食器を揃えるのは、食事が終わった合図です。6時の方向が英国式、3時の方向がフランス式、他国は斜め向きです。フォークを伏せておくのはフランス式です。
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